aikoの曲でアナグラム

 

 

 

 

 

aikoの曲名を使ってアナグラムをしてみました。

 

 

アナグラムとは、あるワードの文字を入れ替える言葉遊びです。

 

例】

 「小田和正(おだかずまさ)」→「まだおかずさ」

 「えなりかずき」→「かなり嘔吐き(かなりえずき)」

 

といったように、誰でも一度はやったことのある類のものです。

 

 

 

今回は、aikoの曲名を使って色々な言葉を生み出してみます。

 

 

それでは行ってみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

恋のスーパーボール

 (こいのすーぱーぼーる)

 ↓

『ボールのパス、来ーい!』

 (ぼーるのぱす、こーい)

 

 


『えりあし』

 (えりあし)

 ↓

『蟻、壊死』

 (あり、えし)

 

 

 




『嘆きのキス』

 (なげきのきす)

 ↓

『喜劇のナス』

 (きげきのなす)

 

 

 

 




『君の隣』

 (きみのとなり)
 ↓

『並木の鳥』
 (なみきのとり)

 

 

 

 

 

 

 

 


『最後の夏休み』

 (さいごのなつやすみ)
 ↓
『サツの悩み、凄い』

 (さつのなやみ、すごい)

 

 

 

 

 

 

 

 


『クローゼット』

 (くろーぜっと)
 ↓

『徒労、絶句』

 (とろー、ぜっく)

 

 

 

 

 

 

 

 



『そんな話』

 (そんなはなし)

 ↓
『名無しは損』

 (ななしはそん)

 

 

 

 

 

 

 




『大切な人』

 (たいせつなひと)
 ↓

『一夏世帯』
 (ひとなつせたい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『4月の雨』

 (しがつのあめ)
 ↓

『ATSUSHIの目が...』

 (あつしのめが...)

 

 

 

 

 

 

 

 



『白い道』

 (しろいみち)
 ↓

『見ろ、七位!』
 (みろ、しちい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『Yellow』
 ↓

  

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『寒いね…』

 (さむいね...)

 ↓
『眠いさ…』

 (ねむいさ...)

 

 

 

 

 

 

 

 


『星のない世界』

 (ほしのないせかい)
  

『他の姿勢ない』

 (ほかのしせいない)

 

 

 

 

 

 

 





『シアワセ』

 (しあわせ)
 ↓

『汗シワ』

 (あせしわ)

 

 

 

 

 

 

 





『深海冷蔵庫』

 (しんかいれいぞうこ)
 ↓

『【異例】小僧、進化!?』
 (いれい こぞう、しんか)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『恋ひ明かす』

 (こいあかす)
 ↓ 
aiko、カス』
 (あいこ、かす)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『オレンジな満月』

 (おれんじなまんげつ)
 ↓
『真夏、俺、原人』

 (まなつ、おれ、げんじん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『明日もいつも通りに』

 (あしたもいつもどおりに)

 ↓
『おっ、ASIMOに戻りたい』

 (おっ、あしもにもどりたい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『イジワルな天使よ 世界を笑え! 』

 (いじわるなてんしよ せかいをわらえ)

 ↓
『政治をわかるなんて、ワシ、偉いよ!』

 (せいじをわかるなんて、わし、えらいよ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『白い服黒い服』

 (しろいふくくろいふく)

 ↓
『釧路、袋井、福井』

 (くしろ、ふくろい、ふくい)

 

 

 

 

 

 

 

 




『彼の落書き』 

 (かれのらくがき)

 ↓

『聞くの? 彼らが?』

 (きくの かれらが)

 

 

 

 

 

 

 






『親指の使い方』

 (おやゆびのつかいかた)
 ↓

『館のお粥、歪』

 (やかたのおかゆ、いびつ)

 

 

 

 

 

 

 





『相合傘』

 (あいあいがさ)
 ↓

『浅いガイア』

 (あさいがいあ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



『カケラを残す』

 (かけらをのこす)
 ↓

『簀の子から毛を』

 (すのこからけを)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



『夏が帰る』

 (なつがかえる)
 ↓ 

『カツが萎える』

 (かつがなえる)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



『トンネル』

 (とんねる)
 ↓

『寝とるん?』

 (ねとるん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



『なんて一日』

 (なんていちにち)

 

 ↓

『一難、手に血。』

 (いちなん、てにち)

 

 

 

 

 

 

 

 




『その目に映して』

 (そのめにうつして)
 ↓

『そして鬱の目に』

 (そしてうつのめに)

 

 

 

 

 

 



『いつもあたしは』

 (いつもあたしは)
 ↓

『足はタイツも』
 (あしはたいつも)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『アイツを振り向かせる方法』

 (あいつをふりむかせるほうほう)
 ↓

『抱負:いつか、アホを売り、咽せる。』

 (ほうふ:いつか、あほをうり、むせる)

 

 

 

 

 

 

 






『クラスメイト』

 (くらすめいと)
 ↓

『姪と暮らす』

 (めいとくらす)

 

 

 

 

 

 

 

 




『舌打ち』

 (したうち)
 ↓

『牛たち』
 (うしたち)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



『冷たい嘘』

 (つめたいうそ)
 ↓

『爪体操』
 (つめたいそう)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『密かなさよならの仕方』

 (ひそかなさよならのしかた)
 

『そなた、平野さ、仲良しか?』

 (そなた、ひらのさ、なかよしか)

 

 

 

 

 

 

 

 





『カブトムシ』

 (かぶとむし)
 ↓

『飛ぶし、噛む』
 (とぶし、かむ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上です。

間違いなどあったら教えてください。そっとね。

 

 

 

 

もしも『浦島太郎』の作者が "aiko" だったら

 

 

 

【もしも『浦島太郎』の作者が "aiko" だったら】

 

 

 

 
あーーーついっていうかこの部屋には浦島太郎という若い漁師が暮らしていました。 
 
ある日、浦島が海辺でひとり背中の水着の跡をもう一度焼き直そうかなどと考えていたところ、一匹のカメが子どもたちに難しい言葉で責め立てられているのを目の当たりにしました。
 
見かねた浦島は、遠くからじっとこらえて見つめているようじゃ駄目だと自分を奮い立たせ、溢れる想いを隠せずまま子どもたちに説教し、カメを逃がしてやりました。  
浦島はカメに向かって「もう捕まるんじゃないぞ!」と声をかけ、手を振って見せました。
 
 
「バイバーイ!」  
 
 
 
 
 
しばらくしたある日、浦島が海辺で釣りをしていると以前助けたカメがあらわれ、「久しぶり」って笑って言ってきました。 
 
 
「浦島さん。この間はありがとうございました。お礼に、竜宮城までテレビゲームしに来ない? さぁ、私の背中に乗ってください。」                  
 
 
 
浦島がカメにまたがると、カメはそのまま、海の底を泳いで光りを遮れるほどの深さまで潜っていきました。   
 
 
海の中はとても幻想的で、見たこともない海藻や、魚の流星群、蒸発する水はとても綺麗でした。     
 
 
 
 
 
いくらか時間が経ちました。知らぬ間に、遥か彼方を泳いできていました。     
 
すっかり心地よくなった浦島は、漂う景色をただ見てるのが好きになっていました。              
 
そうこうして、迷い留まった道の先に、ライオン眠る竜宮城が見えてきました。 
 
 
「浦島さん、ここが竜宮のお城ですよ。さぁさぁ、後ろ振り向かずに、一緒に歩幅合わせて私について来てください。」  
 
 
 
 
 
カメに案内されるがままに御殿に入ると、竜宮に仕えている美しい乙姫たちが出迎えてくれました。  
 
隣で歩く浦島に乙姫は前を向き話しかけます。 
 
 
「竜宮城へようこそ。以前はカメを助けてくださってありがとうございました。どうぞごゆっくりなさってくださいね。」
 
 
浦島は広間に案内され、席につきました。
 
 
 
やがて宴会が始まると、気持ちの良い音楽が流れ始め、魚たちは踊り出し、会場は大いに盛り上がりました。
 
 
豪華なごちそうが並んだテーブルの上を、浦島の視線は、感動のあまり行ったり来たり繰り返しました。  
 
 
 
まるで天国のようです。
 
 
最初こそ、「明日には帰ろう」と思っていた浦島でしたが、もうそんな事も忘れていました。  
あまりの居心地のよさに、時が経つのが日に日に早くなってる気さえしていたのです。
つい、「もう一日だけ、もう一日だけ」と思い、結局、長いこと居座ってしまいました。
 
 
 
 
 
Oh あれから随分経ったのに、胸の片隅に、浦島はふと地上のことを思い出し、「愛する人は今日も元気でやってるかな?」と心配になりました。 
 
そこで思い立ち、浦島は乙姫たちに、この世の果て来た様に「さよなら」を告げることにしました。
 
 
「一緒に過ごした心在る日々。白い服も黒い服も着れて、とても楽しかったです。しかし、私はもう帰ることにしました。今までありがとうございます。」 
 
 
すると乙姫たちは残念そうに言いました。
 
 
「もう帰られるのですか? こうして毎日暮らしませんか?」
 
 
「しかし、風になってでも私の帰りを待っている者たちがいますので」   
 
 
 
浦島がそう返すと、乙姫は「認めるしかない」と笑い、続けてこう言いました。  
 
「絶対忘れたいしないよ。あなたのこと。お土産として、遠い昔に鍵を掛けた玉手箱を差し上げましょう。ただし、この箱は絶対に開けてはいけませんよ」
 
 
浦島は、それがいいのか悪いのか、まだよくわからなかったが、乙姫に礼を告げ、玉手箱を受け取りました。
 
 
 
 
 
帰りたくなかった。より道をして、迷ってしまえと本当は祈っていた浦島でしたが、来た時と同じようにカメに連れられ、無事に地上へと帰ったのでした。  
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、いざ元の世界へ戻ってみると、変わらない街並みなど何処にもなく、浦島が知っている場所は様子が変わっていました。草も壁も濡れてこんなにも色を変えていたのです。 
 
 
浦島は少し悲しくなり、あれも素晴しくてこれも素敵だった竜宮城のことが恋しくなりました。 
 
 
そこで、乙姫がこの空の下くれた七色の玉手箱を開けてみました。
 
 
すると、箱の中から煙がモクモクと上がり、浦島を覆い尽くしました。
 
 
煙が収まると、浦島の顔には真っ白な髭が生え、髪の毛までもが白くなり、若くて凛々しかった顔には、落ちぬ取れぬ消えぬシワが刻まれ、いつの間にか、浦島自身さえも知らない顔、知らない服の老人になってしまいました。 
 
 
 
 
竜宮城で過ごした時間は、宇宙の中で言うチリの様なものかもしれないと思っていた浦島でしたが、実際には、長い年月が経っていたのでした。
 
 
けれど、あのシアワセな日々に比べれば、老人になった苦しみなど、幸せな「より道」なのでした。
 
 
 
 
めでたしめでたし。
 
 
 
 
 
 【過去のaikoシリーズ】
 
 
 
 
 
 

aikoの曲名を組み合わせて遊んでみた

 
 
 
 
最初に言っておきますと、この遊びはオリジナルで思いついたものではありません。
 
 
以前どこかで、『ジブリのタイトルを組み合わせて面白かったやつが優勝』みたいなのを読んだのですが、それがすごく好きで、aikoの曲名でやっても楽しいんじゃないかと思いました。
本当は、色んな人と大喜利形式でやりたいんですけど、とりあえず僕ひとりでやってみます。
 
 
 
センスのあるaikoファンのみなさんも是非やってみてください。
 
というかみんなでやろうよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは行ってみましょう!
 
aikoの曲を集めて自分だけのオリジナルソングを作ろう!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「イジワルな天使よ 世界を笑え! 」「ロージー」「マント」「愛の病」「ウミウサギ」「終わらない日々」「冷たい嘘」「星のない世界」
 
 
 
⇒『イジワルなロウジンのいない世界』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ココア」「明日もいつも通りに」「バスタブ」「カブトムシ」「ぬけがら」「二人」「イジワルな天使よ 世界を笑え! 」
 
 
 
⇒『ココにもバカが二人 ! 』
 
 
 
 
 
 
 
 
「向かい合わせ」「あの子の夢」「恋人同士」「悪口」「何処へでも行く」「なんて一日」「鳩になりたい」「あした」「キスが巡る」
 
 
 
⇒『向かいの人の悪口で一日もりあがる』
 
 
 
 
 
 
 
 
恋愛ジャンキー」「アンドロメダ」「カケラを残す」「学校」「ひまわりになったら」「戻れない明日」「キスの息」
 
 
 
⇒『ャンキーダカラ学校に戻れないの
 
 
 
 
 
 
 
 
 「密かなさよならの仕方」「ずっと」「愛のしぐさ」「夏が帰る」「れんげ畑」「ロージー」
 
 
 
⇒ 『さっさと帰れジロー
 
 
 
 
 
 
 
 
「飛行機」「カケラを残す」「脱出」「おやすみなさい」「キスが巡る」「いつもあたしは」「アイツを振り向かせる方法」
 
 
 
⇒『飛行機カラ脱出する方法はない
 
 
 
 
 
 
 
 
「透明ドロップ」「ヒカリ」「ココア」「ライン」「愛の世界」「ずっと近くに」「ハチミツ」「ビードロの夜」「キスで起こして」「キスが巡る」
 
 
 
⇒『ロリコン 世にハビこる
 
 
 
 
 
 
 
「テレビゲーム」「ポニーテール」「雲は白 リンゴは赤」「17の月」「恋スパ」「サイダー」「それだけ」「Do you think about me?」
 
 
 
⇒『ビールは 1パイだけ ok
 
 
 
 
 
 
 
 
「イジワルな天使よ 世界を笑え! 」「ボーイフレンド」「ココア」「ロージー」「雲は白リンゴは赤」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「青い光」「カブトムシ」「今度までには」「かばん」「鳩になりたい」「ボーイフレンド」「アスパラ」
 
 
 
『青いカブトムシはかなりレア
 
 
 
 
 
 
 
「ボブ」「キスの息」「朝寝ぼう」「いつもあたしは」「ハチミツ」「海の終わり」「アンドロメダ」「ジェット」
 
 
 
⇒『ボブの寝息はミツのアジ
 
 
 
 
 
 
 
 
「あなたを連れて」「4月の雨」「くちびる」「二人の形」「何処へでも行く」「それだけ」「シアワセ」「ロージー」「シャッター」「Yellow」「Power of Love」
 
 
 
あなたのくちびるの形くそワロタww
 
 
 
 
 
 
 
 
「ライン」「透明ドロップ」「ハルとアキ」「クローゼット」「恋のスーパーボール
 
 
 
⇒『ライン キドクスルー
 
 
 
 
 
 
 
 
「青い光」「木星」「させないで」「れんげ畑」「ハチミツ」「夏が帰る」「花火」「キスの息」「海の終わり」「キスする前に」
 
 
 
⇒『青木さんチが火の海に
 
 
 
 
 
 
 
 
「トンネル」「テレビゲーム」「愛の病」「ハチミツ」「カケラを残す」「ライン」「キスの息」「おやすみなさい」「鳩になりたい」「アイツを振り向かせる方法」「今度までには」「透明ドロップ」「クローゼット」「ずっと近くに」
 
 
 
⇒『トムのチカンのやり方はドクとく
 
 
 
 
 
 
 
 
「クラスメイト」「最後の夏休み」「なんて一日」「ずっと近くに」「ナキ・ムシ」「愛のしぐさ」「あられ」「その目に映して」「キスが巡る」
 
 
 
⇒『クラスのみんなにムシされてる
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以上です。
 
 
曲数が多いのでかなり自由度が高かったです。
 
なので次回は、シングル・アルバムのタイトルに絞ってやろうと思います。
 
もう少し制限があった方が、むりやり感が出てもっと面白いものが生まれる気がします。
 
 
 
というか、みんなで大喜利みたいにやったら面白そうじゃないですか? やりませんか?
 
 
 
 
 
終わりです。ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 

aikoの歌詞を『同じフレーズを2回以上使うの禁止』にしてみたら

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
aikoの曲の歌詞に「同じフレーズを2回以上使うの禁止」という制限をしてみました。
 
複数回出てくる言葉は、その都度、別の単語に言い換えた上で書き出してみようと思います。
 
 
 
 
 
さて、今回は『Power of Love』という曲でやってみました。
 
 
まず、この曲で制限されるワードを書き出します。
 
 
 
「このまま」「一緒」「ずっと」「二人」「あたし」「パワー」「全て」「あげる」「誰にも」「負け」「あなた」「これから」「恋」「愛」「時」「好き」
 
 
 
以上の単語は、歌詞中に複数回でてくるため、2回目以降は他のワードに言い換えて書き出します。
 
 
もちろん、言い換えたことによって出てきた単語も、それ以降の使用は禁止となります。
 
 
 
それでは、行ってみましょう!
 
 
 
※なお、実際の歌詞をここに全て乗せてしまうと怒RACJASられそうなので、正式な歌詞が知りたい方は以下のリンクから飛んでください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                   
 
               
このまま一緒にいようよ   
ずっと二人で 共にいよう 
あたしのパワー 全てあげるわ   
誰にも負けない力を あなたに   
  
 
これから我々は 恋に堕ちて    
これより手前ども ベッドで朝にオハヨウ  
ペンキで真っ赤に塗ったみたいなハート     
いつまでも消えないの あの空の下で逢おうよ  
ウチらの愛は永遠よ オマエとなら大丈夫  
 
 
寂しくなった時 電話するわ    
悲しくなった際 お主の前で泣きベソ
嬉しくなった場合 いちばんに自慢するの  
楽しい折は勿論 そなたと共有ね  
 
 
今まで通り 同じ場にいようよ      
長いことコンビで 親しくいよう      
汝の気持ち 解っているわ 
聞かなくたってそんなの 承知よ
 
 
初めて会った節 ピンときたの       
テメェに会った当時 「これだ。」って そう思ったの 
海をハサミで切って Love Letter 書こうかな       
今一番の恋人 世界中のアベックなんて   
ワイらに敵う輩は きっといないね    
 
 
そなたといるとね “はじめて” 多くて    
体の中から “ワクワク” 生まれるの      
「きっと出来るよ!」って 背中叩かれたら
超能力だって 間違いなしね    
 
 
現状維持で 仲むつまじく        
永久(とわ)にカップルで くっついていよう 
貴様が好き 慕情 ♡ マジ、ラブ
Power全開                    
 
 
 
アイアーイ♪ 
 
 
 
従来のように 連れ添っていようよ 
生涯あーしと ランデブー   
拙者のエネルギー 一斉送信 
何者にも劣らぬヴァイタリティーを あんちゃんに    
   
 
 
 
 
 
 
 
 
以上です。オチはありません。
 
 
 
 

童話『ヒートテックの一生』

 

 

 

4月。まだ生き残っているヒートテックは、怯えていた。自分の命はもう、そんなに長くないんじゃないだろうか。はっきり言い切れることではないが、何か本能的な、“終わり”の予感が、胸の奥底に確かにあった。

 

 

 

最近は、仲間の姿もてっきり見なくなった。コートやマフラー、手袋も、すっかり消えてしまった。それもあの、暖かい日差しのせいなのだろうか。様々な動物にとっては、それは希望のように眩しくて、美しいのかもしれない。しかし、俺たちにとって、それは、灼熱の炎のように、刻一刻と迫り来る、地獄のように襲いかかってくるのであった。

 

 

 

そして今まさに、弟のタイツが、姿を消した。一瞬だった。一瞬目を離したすきに、白い大きな袋の中に詰められてしまった。声も出せないうちに、袋は縛られ、青い円柱の箱のような空間に押し込められ、蓋をされてしまった。俺ももうすぐ、そうなる。そうなることはわかっている。

 

 

 

俺は、海の向こうの工場で生まれた。生まれてすぐ、飛行機に乗せられた。目が覚めると、俺は、俺と同じような衣料品たちとともに、棚に並べられていった。たまたま近くにいた、“ダブルジップパーカー”や、“マイクロフリースプリントタートルネックT”(随分と長い名前だ)とかいう奴に話を聞いてみても、同じように、生まれて間もなくここへ連れてこられたらしい。

 

 

何日か経って、周りの様子を窺っているうちに、どうやら俺たちは人間に纏われることで生きていく存在だということがわかった。周りのみんなも、少数ずつながら、「試着室」と呼ばれる部屋に連れていかれた後、そのまま、さらわれていった。たまに、文句を言われながら帰ってくる者もいたが。

 

 

 

10月の半ば、俺もついに人間に連れ去られた。そいつは、「今年の冬は冷えるからな」と言っていた。なるほと、どうやら俺たちは、人間に纏うことで暖をとらせることができるらしい。なかなか徳の高い生き物ではないか。まだやってみたことはないが、よし、全力を尽くしてやろう。

 

 

 

 

 

それから、半年が経ち、俺もこの生き方に誇りを持ち始めた頃。どうやら、この世界は年月を経ることで暖かくなったり寒くなったりするということがわかった。俺も、俺の弟であるタイツも、時間の経過とともに、人間に纏う機会が段々と減っていった。

俺と弟は、半年の間、人間の上下に纏わりついていた。ハッキリ言って、最高のコンビネーションだったと思う。おかげで人間は、寒い中よく外へ出た。俺たちには、自信があった。弟とならば、どこへでも人間を送り出せる。そう思っていたのだ。

 

 

それがどうだ。今まさに、弟であるタイツが、その命を終えてしまった。弟は、俺と違って細く、スラッとしていた。弟に与えられた仕事は、人間の下部組織を覆うことだった。人間というのは、下部組織の前後運動によって移動をする生物らしい。そのせいか、弟の体は伸びきってしまい、その躯体はもはやボロボロと言っても過言ではなかったのだ。

チクショウ。俺が変わってやれればよかったのに。

しかし、俺と弟では体型が違う。俺には、人間の上部組織を覆うことしかできなかったし、弟は弟で、人間の下部組織を覆うことしかできなかったのだ。だが、俺ももう少しで役目が終わるだろう。せめて天国では、弟のことを労ってやろうと思う。

 

 

 

そして、ついに俺にも、その日がきた。人間は、タンスを開けるなり、俺をガサツにつまみ出した。長いようで、あっという間だったような気もする。この世界が、どんな場所なのか、もっと詳しく知りたいとも思ったが、俺にはもう、そんな時間は残されていないのだ。俺たちはどこから生まれ、どこへ行くのか。それは誰にもわからない。ただ一つわかることは、この世界で、俺は、確かに生きていたのだ。さぁ、俺を、弟のもとへ連れて行ってくれ。

 

 

「これは来年も使え...そうだな! とっとくか!」そう言うと、男は、この年末に買ったユニクロの黒い長袖のヒートテックを箪笥から取り出し、押し入れの奥のダンボール箱に押し込んだ。

 

「今年の冬は寒かったな〜。来年は暖冬でありますように!」

 

 

男は、押し入れの戸を閉めると、白いシャツに青いカーディガンを羽織り、買ったばかりのスニーカーを履いて、家を飛び出した。

 

 

 

 

 

 

髪の毛は、もはや私のものではないのかもしれない

 

 

 
 
爪を切るのにハマっている。爪の先の、白い部分がしっかり伸びてきたのを確認すると、「今夜はお風呂上がりに爪を切ろう」と、少しだけ息が弾む。
 
 
 
 
 
犬歯を触るのが好きだ。上の、前から3本目、先端の尖り具合を、指で触って確認する。鋭く、硬く、愛おしい。
 
 
 
 
 
足首がキュッと細くなっているのが好きだ。ぷくっと膨れたふくらはぎから、美しい曲線を描いたかと思えば、下降し、そこでキュッと細く締まっている。
 
 
 
 
 
 
全部、自分の身体だ。全部、私だけのものだ。この身体は、私のものであり、他の誰にも譲ることはできないし、譲りたくもない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1ヶ月に一度、美容院へ赴き、髪を切ってもらう。
自分で前髪を揃えたりする器用な人もいるらしいが、私には、センスも技術もない。
すべて、美容師にお任せだ。
美容師は、私の髪の毛を丁寧に濡らし、シャンプーを施し、1cmほど短くした後、見栄えの良いようにまとめあげてくれる。

資格という形で技術を認められた、熟練した人にしかできない業である。
私の身体から生まれた髪の毛が、私の手に負えないところで、他人によって整えられていく。

私の髪の毛は、もはや私のものではないのかもしれない。